次世代育成

法政大学に通う海外からの交換留学生を主な対象とした「Hospitality Management in Japan」の英語講義を行いました

2025年度春学期、法政大学グローバル教育センター主催の交換留学生対象プログラムで、JAL航空みらいラボ 社会連携講座「Hospitality Management in Japan」を実施しました。世界各地からの交換留学生が学ぶ本講義では、ホスピタリティの果たす役割を、顧客視点・従業員視点・経営者視点から多角的に学ぶことを目的に、JALの取り組みを紹介しながら、ディスカッションやグループワークを中心とした授業を行いました。

本講座では、ホスピタリティの歴史から現代のホスピタリティ業界のケーススタディ、ESG経営、未来のホスピタリティのあり方まで、幅広いテーマを取り上げました。特にJALの取り組みについては、機内サービスの施策や安全とホスピタリティの関係、誰もが旅を楽しめる環境づくり、テクノロジーの導入と人によるホスピタリティの共存など、実際の現場の経験談を交えた講義を行いました。最終発表では今後のホスピタリティ業界に関するさまざまなアイディアが提案され、多様な視点を活かした双方向の活発な議論が交わされました。

「Hospitality Management in Japan」2025年度春学期 講義風景

講座の最後には、全体の振り返りを行いました。多様性や異文化理解、少子高齢化、環境への配慮など、社会的な課題に広がりを持ったホスピタリティの重要性についてお伝えしました。また、変化し続ける時代の中で、ホスピタリティの今後のあり方を考え続けることの大切さも共有しました。
学期終了後、多くの交換留学生が本国へ帰国しますが、「ともに学んだ時間は大変貴重な機会となった」という嬉しい声をいただいています。

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