次世代育成
津田塾大学で課題解決型学修(PBL)プログラムを実施しました

2025年7月4日、11日、25日3日間の日程で、津田塾大学の学外学修・キャリアセンターが主催する課題解決型学修(以下、PBL)プログラムを実施しました。2019年度から継続する当プログラムは今回で7回目となり、今年度は5学科から24名の学生の皆さんが参加しました。若い世代と共に、地域や社会課題に向き合い、JALの強みを活かした関係人口の創出という新たな事業アイデアを提案する約1か月間のプログラムを行いました。
プログラム初日は、JAL施設の見学を通じて航空業界の多様な職種と安全運航への取り組みを学生の皆さんに体感してもらいました。また、JAL社員から、JALフィロソフィや経営戦略、関係人口創出の意義について解説を行いました。

中間発表では、学生の皆さんが選定した地域の魅力や課題を踏まえ、関係人口を増やすアイデアを講師陣の前で発表しました。より良い提案に向けて、実務に即した建設的なフィードバックを行いました。

最終発表では各チームがブラッシュアップした提案を披露しました。地域課題解決への具体的な取り組みや競合との差異化、JALサービスとの連携など、熱意溢れるプレゼンテーションが行われました。


発表後には社員と学生によるキャリア座談会も開催し、業界の魅力やキャリアパス、学生時代の過ごし方などについて話し合われました。約1か月の間、参加学生は主体的に調査・分析を行い、多様な価値観の中で議論を重ね、企業視点で社会課題に挑む中で深い学びを得ることができたとの感想をいただきました。
津田塾大学PBLプログラムへの参画を通じて、学生との共創の重要性と「関係人口創出」を推進する社会的価値の意義を改めて実感しました。今後も次世代の人財育成に寄与するとともに、地域や社会とつながる新しい旅の可能性を探り、共に歩んでまいります。