次世代育成

慶應義塾大学との連携による「特別研究プロジェクトB」を実施しました

2025年9月8日から10日の3日間、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスとの連携により「特別研究プロジェクトB」が開催されました。日本航空およびJAL航空みらいラボの社員がスピーカーとして参加し、「航空安全に学ぶ 危機管理と効果的なリーダーシップ」をテーマに、航空業界が培ってきた安全の知見を活かして、学生に危機対応やチームワーク、リーダーシップについて実践的な講義を提供しました。

プログラムの概要
Day 1
航空会社の安全教育や運航・客室の訓練体系を紹介し、学生がグループワークを通じてチームで課題に取り組む様子をサポートしました。

Day 2
心理的安全性や効果的なコミュニケーションをテーマに、寸劇やディスカッションを交えながら議論を深めるための進行やポイント整理を行いました。

Day 3
過去の事例や「JALフィロソフィ」を題材にした議論を通じ、学生がリーダーシップの多様な在り方を考察できるよう解説や補足を行いました。

3日目の午後には、慶應義塾大学 環境情報学部の大木聖子准教授による特別セミナー「不測の事態における不特定多数の安全確保 ―『空港×防災』から見えてきたこと―」が開催されました。大木准教授は、空港での防災演習や学校での訓練事例を紹介しながら、災害時に「避難すべきか、その場にとどまるべきか」を即座に判断し、スタッフ一人一人が持ち場でリーダーシップを発揮する重要性を強調されました。学生に加え、約200名の社員がオンラインで参加し、航空安全と防災を結びつけて学ぶ貴重な機会となりました。

防災セミナーのご案内
防災セミナーの冒頭であいさつを行う産学共創部部長 原田

JALグループは、教育機関との連携を通じて、次世代の人財育成と社会への知見共有を積極的に推進してまいります。

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