次世代育成

日中友好学生団体「リードアジア」の学生の皆さんに向けて研修を実施しました

2025年8月21日、日中友好学生団体「リードアジア」の学生30名をお迎えし、大阪国際空港(伊丹)で企業訪問・研修を実施しました。参加者は中国から訪れた学生に加え、日本在住の中国人留学生や中国語を学ぶ日本人学生で構成されており、航空業界への理解を深めるプログラムにご参加いただきました。
今回の研修では、JALグループの各部門の担当者が講義を担当し、企業紹介や空港見学、サービス体験といった実践的な内容に加えて、大阪・関西万博に向けた取り組みについても紹介しました。

研修は、企業紹介や航空業界に関する講義から始まり、その後、伊丹空港のカウンターや保安検査場、空港のオフィスなどを見学しました。

空港見学の様子

続いて、訓練用の機内サービスカートを使ったドリンクサービスや機内アナウンスなど、客室乗務員の業務の一部を体験していただきました。学生の皆さんは緊張しながらも、お客さま役に応じて日本語と中国語を使い分け、積極的に参加していました。

ドリンクサービス業務体験の様子

最後に、今回の研修では、大阪・関西万博開催期間中であることから、万博におけるJALの取り組みについてもご紹介しました。JALは次世代の空の移動手段である「空飛ぶクルマ」事業に参画し、展示施設「空飛ぶクルマ ステーション」内にイマーシブ(没入体験型)シアター「SoraCruise by Japan Airlines(そらクルーズ)」の展示を行いました。「空飛ぶクルマ」は今後、空港を起点とした移動や観光利用の他、救急や災害時の対応など多方面での活用が期待されています。

また、8月23日に開催されたリードアジア主催の最終発表会では、研修プログラムの締めくくりとして「地方の社会課題を日中連携で解決する、グローバルビジネスの提案」をテーマに、観光推進、伝統文化継承、環境保護など多様な分野でのアイデアが発表されました。JAL航空みらいラボからもゲスト審査員として参加し、フィードバックを行いました。

研修に参加された皆さん

参加された学生の皆さんが日中の懸け橋となり、大きく羽ばたかれることを心より願っております。
JAL航空みらいラボは、今後も若い世代の多様な視点を尊重しながら、未来の航空業界を支える人財育成に取り組んでまいります。

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