調査研究
CAPA Airline Leader Summit World@リスボンに弊社調査員が参加しました
2025年12月11日と12日にリスボンで開催されたCAPA Airline Leader Summit Worldに、弊社調査研究員2名が参加し、2025年の航空業界動向の総括と今後の動向について調査を行いました。
CAPA Airline Leader Summitは、航空の独立系シンクタンクであるCAPA(Centre for Aviation)が主催するカンファレンスです。アジア太平洋、欧州、米州、豪州・オセアニアなど、特定の地域市場ごとに毎年サミットを開催しており、航空会社のCEOや政府関係者、業界の専門家などが一堂に会して、地域特有の状況や課題について議論する場となっています。
今回参加したCAPA Airline Leader Summit World (12/11~12)では、2025年の世界の航空業界全体を総括し、AI活用や、経済環境の不確実性、サプライチェーン問題といった主要課題について、活発な議論が交わされました。
カンファレンス冒頭に、主催者であるCAPAから2025年の航空業界の振り返りが紹介されました。
世界の航空旅客(RPK)は、2019年10月対比で+12%とパンデミック前水準を上回り回復。供給席数も2019年対比+13%を記録しており、アジア太平洋地域は+2.2%で推移(北米+6.6%、欧州+5.6%、中東+16.6%)。
EUにおける2025年10月の航空運賃インフレ率(前年同月比)は1.7%、英国は0.9%。2022年代と比較すると航空運賃のインフレ率は非常に低い水準で落ち着いているが、運賃の絶対水準はパンデミック前と比較して依然として極めて高い状態にある。2019年10月と比較した航空券価格は、EUで+44%、英国で+68%となっていることなどが紹介されました。